++ てしごとDiary ++
izumiジュエリーシマノの藤沢泉のページです。
神奈川県小田原市に、ジュエリーショップを経営しております。

ジュエリーの紹介の他、アクセサリースクールの情報、またプライベートについても、
日々のことを書かせていただきます。




(背景は Happy Cloverシリーズ−シロツメクサのチョーカー)


2024. 7. 01. Mon アレクサンダー・カルダーのモビール
2024. 6. 24. Mon Ryuichi Sakamoto/Opus
2024. 6. 17. Mon ティファニーワンダー展
2024. 3. 16. Sat 幸せな日
2024. 2. 26. Mon ゴッホアライブ
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2024. 7. 1. Mon
 
アレクサンダー・カルダーのモビール
先日はティファニー展で虎ノ門ヒルズでしたが、今回は麻布台ヒルズ。 
「カルダー:そよぐ、感じる、日本」を見てきました。 
 
アレクサンダーカルダーと言っても、名前を知っている方は少ないと思います。モビールを発明した方と言って良いのかしら。 
 
同時代のモンドリアンの絵画を見て、この長方形を振動させたら面白くないか?と 思いついたそうです。 
そしてマルセル・デュシャンが、カルダーのアートに「モビール」と命名したと。あまりにも有名なアーティストの絡みにちょっと震える。 
 
私がモビールを意識したのは、ちょうど20年前。 
2004年大阪に引っ越したのですが、この年に移転開館した国立美術館の柿落としは、マルセルデュシャンでありました。便器のアートについたタイトル“泉”について、腕組みして考えていた。 
 
小田原と大阪を行ったり来たりする生活の中で、国立国際美術館に行くことは本当に楽しみで。 
その美術館の高いところにゆっくりと動く赤いモビールを眺めるのが、人生の喜びくらいに感じていました。 
 
大阪では友達もいなくて、日中ずっと一人でしたから、時間がありましたし、ほぼ誰とも喋らないという状況を味わおうとしていました。 
 
その時に眺めていたモビールが、カルダーの作品で「ロンドン」というタイトルだということを今回知りました。 
 
生きていると、あの時のあれはこれで、ここに繋がって・・ということが増えてくるから楽しい。 
カルダーの作品が日本の色々なところで収蔵されていることがわかり、また訪れた先々で見つけることも楽しみです。
  

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2024. 6. 24. Mon
 
Ryuichi Sakamoto/Opus
月曜日は都内で仕事先をいくつか回り、早めに終えられたので、久しぶりの銀座シネスイッチへ。 
 
坂本龍一さんのOpus は見ておきたい映画でした。 
2023年3月に亡くなられましたが、その半年前に収録されたもの。 
ご本人が選んだ20曲で構成されたピアノコンサートです。 
 
映像は終始モノクロのみ。会場はNHKのスタジオだそうです。 
背後の壁がモンドリアンの絵のようで、その前にある1台の黒いピアノと簡単な照明と坂本龍一さんだけ。 
 
ピアノとご本人の黒いシルエットだったり、光をすかしてみる真っ直ぐな銀髪も美しくて。 
ご本人の息遣いや、表情、手の皺や鍵盤から離れた手が指揮者のように動くことなど、目に焼き付けました。 
少ししんどそうな表情もあり、一時も目を離せなかったです。 
 
YMO時代のTon Pooがピアノで奏でられたのも素敵でした。 
Merry Christmas Mr. Lawrece は、あの高音のキラキラ光るような音が本当に美しい。 
 
全編、鍵盤を撫でるように、何かを確かめるように弾かれているお姿が神々しく、心に残る1本となりました。
  

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2024. 6. 17. Mon
 
ティファニーワンダー展
ティファニーワンダー展、 実は5月の終わりに行っていますが、 すぐに アップせずに何か自分の中でモヤモヤさせていました。 
 
ブルガリ展、カルティエ展、ショーメ展、ヴァンクリーフ&アーペル展・・。 
これまで見てきたジュエリーのグランメゾンの展示では必ず感動し、しばらくは反芻して楽しめるのですが。 
 
今回、かなりの点数の素晴らしいものを見せていただいたのですが、頭に、心に入ってこなかった・・。 
・・・なんだろう? 
 
見せ方が軽いのですよね。軽薄と言っては言い過ぎなんですけど。 
イマーシブミュージアム(没入型展示)の流行というのがこのティファニーワンダー展にも影響しているのでしょう。 
 
古い頭なので、ジュエリーに集中できないのです。 
 
グッズを買うために長い時間待たされたのも悪印象でした。 
図録を買うためにだけに列に並んだんですけど、20分以上待ってストアに入れて。そうしたら図録が13200円というので呆れてしまいました。 
 
(普通3000円くらいでしょう。買わずに帰ってきました。) 
ブツブツ書いてしまいましたが、ジュエリーは素晴らしいものです。 
 
ティファニーは父のお店にも関わりがあり、特別に思い入れのあるブランドとも言えますので、期待をしすぎてしまったのかもしれませんね。いつかティファニーの思い出の話も書きたいものです。
  

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2024. 3. 16. Sat
 
幸せな日
16日は、姪の結婚式でした。 
久しぶりの挙式や披露宴へのお招きは嬉しいものでした。私にとっては一人きりの姪ということもあり、とても大切な思い出になりました。 
 
青空の下、神田明神での神前式は厳かなもので、雅楽の音色や巫女の舞も美しく、素晴らしかったです。 
 
秋田の義母が都内まで出る自信がないと、説得に時間がかかったのですが、知人がお連れくださり、何よりの喜びとなりました。 
 
2人のお婆ちゃんに手を取られて(本当はおばあちゃんは花嫁にしがみついているのですが)お色直しのために中座する場面は、人生の喜びと思わずにいられない瞬間でした! 
 
末長く幸せでありますように。お二人も家族もみんな元気で・・と。
  

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2024. 2. 26. Mon
 
ゴッホアライブ
ようやく日本に巡回してきた、ゴッホアライブ。 
6、7年前に海外のサイトでこちらを紹介しているのを見かけてものすごく行きたいと思ったものでした。 
@天王洲アイル寺田倉庫 
 
ゴッホの本物の絵は1枚もなく、全て絵を元に画像処理したもの。 
没入型展覧会と言うそうです。 
 
個人的にはもっと暗がりにして、スピーカーも良ければ、本当に没入できそう。 
「ローヌ川の星月夜」から「星月夜」へ2つの絵が溶け込むようにクロスしていくところはたまらないものがありました。 
 
面白いです。ゴッホお好きな方なら行く価値はあるでしょう。 
3月31日までです。
  

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